原木で育てる福井の肉厚しいたけ（椎茸）

STORY

山の恵み守杉本の乾燥しいたけ

福井市の中山間地にある足谷町（あしたにちょう）の山の恵み守。自然豊かな山の中で栽培した原木しいたけを、うまみのつまった乾燥しいたけに加工しました。

森林に囲まれた圃場に、種菌を仕込んだ原木を並べ、湿度、日射量、寒暖差といった自然環境に委ねて多くの時間をかけて育てるという、今では少なくなった昔ながらの栽培方法を続けています。原木となる木の切り出しも生産者の杉本さん自身が行うなど、手間暇をかけて作られる貴重なしいたけを通販でお届けします。

自然の恵みをたっぷり受けて育ったしいたけは香りが良く、肉厚の食感が特長です。乾燥しいたけは水で戻していつでも手軽に使え、おいしいお出汁もでるので、毎日のさまざまな料理に活躍します。

私がふくいさんです！

山の恵み守杉本　杉本　英夫さん

こだわりエッセンス

その①｜しいたけを育てるのは山の中

原木栽培とは、山から切り出したクヌギやコナラ、ミズナラなどの原木に、直接種菌を仕込んで育てる方法です。杉本さんは木々に囲まれた圃場に、ほだ木を一本一本手作業で組んでいきます。一度並べたら終わりではなく、定期的に木の天地を入れ替えて菌がまんべんなく回るようにするなど、かなりの重労働を行なっています。

その②｜自然の力で育つのを待つ

種付から収穫までにかかる期間はおよそ一年半。自然に委ねてしいたけが発生するのを待ちます。適度な湿度のある日陰の圃場で、朝夕の寒暖差を受けじわじわ大きくなることで、風味豊かなしいたけが育ちます。収穫したしいたけは大小のサイズで分け、一枚一枚手で乾燥器のエビラに並べ、旨みのつまった乾燥しいたけができあがります。

その③｜煮物やスープ、さまざまな料理に

保存がきく乾燥しいたけは、お家に常備しておけばいつでも使えて便利です。肉厚で弾力のある食感を楽しめるように、そのまま丸ごとや大きめに切って調理するのがオススメ。佃煮、煮物、炒め物など、日々の食卓でいろいろな料理に使ってみてください。お吸い物やスープにすれば旨みをあますことなく味わえます。

深堀りポイント

山の環境を活かした循環型林業

福井市内でも原木しいたけを栽培している生産者さんは多いですが、杉本さんのように自ら山に入り、切り出してきた木材を使って育てている方は珍しいです。山には人が手を入れて管理しなければ、失われてしまう美しい自然があります。このしいたけ栽培も杉本さんが目指している循環型林業の取り組みのひとつであり、先代から受け継いだ栽培の規模を広げ、森林資源を活用して山を守ることに繋げています。

自然に任せた栽培のため収穫まで時間はかかりますが、山の環境を活かした生業を行なっている杉本さんならではのこだわりと思いがそのおいしさにも現れています。春秋の収穫期には地元の農産物直売所に生しいたけも出荷しています。

荷姿イメージ

商品発送の目安は、商品注文後、3～4営業日となります。

※商品を段ボールに入れてお届けします。

商品情報

◆名称：乾燥しいたけ

◆原材料名：原木しいたけ

◆保存方法：直射日光・高温多湿を避けて保存してください。

◆賞味期限：商品ラベルをご確認ください。

◆内容量：110g×2パック

◆配送形態：通常便