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身近な存在のチョコレート
「10人のうち9人はチョコレートが大好きだと言う。残りひとりは嘘つきである。」
フランスの美食家でも知られるブリア=サヴァランさんの言葉です。日本でもチョコレート好きが多いというのは、みなさん感じるところではないでしょうか。
身近な存在で、口にする機会が多い嗜好品、チョコレート。
今回は、チョコレートプロフェッショナルの資格をもつ私、オランジェット橋本が、こだわりの素材を使用し、丁寧に仕上げた上質なチョコレートのお話を伺いに、横井社長と企画広報の川端さんを取材させていただきました。
横井チョコレートさんは、2016年に創業し、高級スーパーやデパート、コンビニなどに卸している、チョコレート製造・販売メーカーです。創業者の横井孝治社長は県外にて和菓子と洋菓子ともに経験を積み、福井に戻ってきた際にチョコレート製造を始めたそうです。
横井社長(左)橋本(中央)川端さん(左)
横井チョコレートの「シンプルな美味しさ」
実際に食べてみて思った感想は
「この価格帯ではなかなか出会えないクオリティ」
でした。
リピーターさんも多く、「今まで食べていたものより、こちらの方が断然美味しい」という声もいただくと横井社長は言います。
「余分なものはいれない、純粋なチョコレートを、子供からお年寄りまで幅広く安心して口にしてほしい」
そんな思いの詰まったチョコレート、実際に食べてみると、嫌な甘さだったり、不自然な感じが全くしません。
取材の中で特に深くお聞きした、福井県産の「大豆」「こしひかり」「六条大麦」を使ったコーティングチョコレートは特にその思いを感じました。製品の成分表を見ると植物性油脂もなければ、光沢剤もありません。よく目にするチョコレートは成分表示の文字数が多いのですが、横井チョコレートさんの成分表のシンプルさには驚きです。余分なものに邪魔されていないからこそ、素材そのものの食感や香りも含め、おいしく召し上がっていただけると思います。
「日々食べるものだから、小さなところも気を遣って選びたい」
そんな方にはぴったりな商品ではないでしょうか。子供のおやつにもおすすめできますね!
「シンプルな美味しさ」の裏にある横井チョコレートの技術力
シンプルなチョコレートは簡単なように見えますが、それだけ技術力が必要なものになります。
例えば、「福井の恵み」シリーズでは光沢剤を一切使用せずに作っているそうなのですが、袋を開けるとツヤツヤしたチョコレートが顔を覗かせます。チョコレートも植物油脂を使わずに作られていて、本来のチョコの味を格段に引き立たせる作り方で、非常にこだわりを感じました。
技術力があってこその商品ですねと問うと、
「それほどでもないですよ。毎日作られる様子を見ていたら、自然と見えてくるものがあるだけです。」
と謙虚な言葉が返ってきました。
他では真似できないこだわりは、日常の積み重ねがあってこそ。
この姿勢こそ、上質なチョコレートを生み出す秘密なのかもしれません。
幅広い層に喜ばれる、シンプルで上質なチョコレート
素材にこだわり、シンプルな美味しさを楽しめる横井チョコレートさんの中でもおすすめのチョコレートをご紹介します。
福井産食材とチョコレートの素材で勝負<「福井の恵み」シリーズ>
「大豆」
カリっとした食感と香ばしさで、香り高いきな粉を思わせます。
「こしひかり」
玄米を使用しており、サクっとした食感で軽やかに、お米の香りもほのかに感じられます。
「六条大麦」
福井は六条大麦の一大産地。六条大麦のサクッとした食感とほのかな甘味が特徴です。チョコレートもクーベルチュールに余計なものを混ぜずに、独自の製法で滑らかに仕上げられており、シンプルでありながら素材の良さを感じます。
福井県産の「大豆」「こしひかり」「六条大麦」を使ったチョコレート
プレゼントにもピッタリ<コイン型のチョコレート>
ガーナ産カカオのクーベルチュールを使用した混じり気なしでシンプルな仕上がりのチョコレート。個包装になっていて、たっぷり箱に詰まっていて、見た目も贅沢なボックスとなっています。
高級感のある見た目でプレゼントにもおすすめ
私が感動した、細やかな気遣い
見せていただいた全ての商品が、チャック付きの袋に入っているではありませんか!
食べ手にとって非常にうれしいことで、チャックがあるとないとではストレスが全く違います。
横井チョコレートさんの商品はうれしいことに袋の中にたっぷり商品がつまっているので、何回かに分けて食べるのがおすすめ。仕事の合間に食べるときも、一度開けたものをしまっておくためにこのチャックが大活躍します。街中でみる商品にはチャックがないものもあり、この一手間が非常にありがたいです。
横井チョコレートさんはこの点に早くから着目し、他メーカーより先んじて導入したのだとか。
チョコレートを日々食べる者として感謝しかありません。こういった気遣いも感じられるのが横井チョコレートさんの魅力でもあります。
お話を伺う中で、横井社長の遊び心やユーモアを感じ、今後もより一層魅力的な商品が生まれてきそうな予感がしました。
これからも一層注目していきたい横井チョコレートさん。
是非毎日のチョコレートに、シンプルで上質なチョコレートはいかがでしょうか。まずは一度ご賞味ください。
私がふくいさんです!
一流ショコラティエに負けない福井生まれの極上チョコ。バレンタインにもピッタリな箱入りのクーベルチュールチョコとお得に楽しめる4種の割りチョコをご紹介。
「クーベルチュールチョコレート」をぜいたくに用いた自社製造チョコで、厳選した福井の食材をコーティング。洗練を極めた、福井ならではのチョコ菓子。
<<ライター紹介>>
オランジェット橋本:少なくとも週10日はチョコレートを食べるチョコレートプロフェッショナル。特にチョコレート菓子である柑橘を使ったオランジェットへの愛は特別で、自宅で作ることも。三重県出身。